フジテレビが、斎藤元彦兵庫県知事の広報戦略を担った折田楓さんの自宅を取材し、炎上しています。
今回の行動が「一般人への過剰な取材」だとして、多くの批判を集めています。どのような問題が指摘されているのでしょうか?また、世間の反応はどうだったのでしょうか?
フジテレビが折田楓の自宅を取材し炎上
フジテレビが取材した背景とは?
折田楓さんは兵庫県知事選の際に広報戦略を手がけ、その内容を自身のnoteに投稿。しかし、投稿内容が選挙運動の適法性を問われることとなり、一部が炎上しました。これに対してフジテレビが取材を敢行したのが今回の騒動の発端です。
「情報番組『イット!』では、折田さんの自宅インターホンを鳴らす様子を放送し、『雲隠れ状態』とも取れると伝えた」とされています。
この取材に対し、視聴者やSNSユーザーから批判の声が相次ぎました。
フジテレビの行動に対する世間の批判
「一般人である折田さんに対して、自宅まで押しかけるのは行き過ぎでは?」という声が多く上がっています。X(旧Twitter)では次のようなコメントが見られました。
- 「フジテレビ終わってんな」
- 「テレビ局が一般人にこんなことするなんて信じられない」
- 「幼いお子さんがいる自宅に取材に来るなんて恐怖だろう」
また、折田さんが幼い子どもと暮らしている点を指摘し、「子どもにとっても精神的負担が大きい」という意見も見られました。フジテレビの過去の報道事例も引き合いに出され、「大谷翔平選手の自宅報道や、上島竜兵さん急死時の過剰取材と同じ」との批判が集中しています。
フジテレビはなぜ批判されるのか?
フジテレビはこれまでも「モラルを問われる取材」で物議を醸してきました。今回の自宅取材も過去の行動と合わせて以下の問題点が指摘されています。
- プライバシーの侵害:折田さんは公人ではなく一般人。特に自宅の取材は行き過ぎとの意見が多数。
- 報道の公平性:フジテレビが特定の人物に対して過剰な取材を行う一方で、他の問題を取り上げないダブルスタンダード。
- 子どもの安全への懸念:幼い子どもを持つ家庭に取材する配慮のなさ。
さらに、SNSでは「なぜ過去の批判から学ばないのか?」といった厳しい指摘が続いています。
世間の声を一部紹介
多くのXコメントが今回の取材に対する怒りを表しています。いくつか抜粋してみましょう。
あれ?確か立花さんが奥谷に凸したら、恐怖を感じたんだよね
— マスゴミをぶっ壊せ!ウサギの政治 (@denryoku_kita) November 27, 2024
犯罪者でもない折田楓さんの自宅に行くのをマスゴミはやっていいのかな?
そこに平気で行けるなら
— ドミニカちゃん (@dominika0416) November 27, 2024
亡くなった県民局長の自宅にも行けや。
そっちの取材が先やろ(笑)
これはBPO事案ではなく犯罪です。
— ほわほわ (@cross0830) November 27, 2024
SNSを批判していたフジテレビがSNSをネタ元にし兵庫県知事選でボランティアした民間人を巻き込んで斎藤知事を犯罪者扱いしている。
もうフジテレビは電波停止だろ。
テレビ局ってホント馬鹿なの?
— 鳳凰 (@bkmpvlofo0602) November 27, 2024
何故過去の失敗から学ばない?
- 「結局、SNS以下のモラル。自分たちを正義と思ってるのが怖い」
- 「フジテレビのやり方が犯罪者扱い。民間人にこんなことしていいの?」
- 「マスゴミって呼ばれる理由がよくわかる」
- 「大谷選手の時もそうだったけど、本当に反省しない」
また、「報道の自由があるとはいえ、それが他者の人権を侵害していい理由にはならない」という真剣な意見も目立ちます。
フジテレビの過去の炎上事例
今回の件はフジテレビの報道姿勢を再び問う形となりました。過去には以下のような炎上事例がありました。
- 大谷翔平選手の自宅報道問題
新居前で中継し、住所が特定される内容を放送。これがプライバシー侵害として大谷選手から抗議を受けました。 - 上島竜兵さん急死時の自宅中継
訃報の直後、自宅付近からの中継を行い批判が殺到。 - タレントや一般人への取材方法
高圧的な取材や映像の撮り方が「過剰」とされることが度々。
まとめ
今回のフジテレビの自宅取材は、報道倫理の観点から多くの問題を提起しました。プライバシーの尊重や取材手法の再検討が求められている状況です。視聴者としても、メディアの行動に対して冷静に批判的な目を持つことが大切ではないでしょうか。
今後、フジテレビがどのような対応を取るのか注目されます。